パリ・サンジェルマン(PSG)に所属するフランス代表FWキリアン・エンバペが、リーグ・アン最優秀選手に選出された。28日、クラブ公式サイトが伝えている。
現在24歳のエンバペは、今シーズンここまで公式戦42試合出場で40ゴール10アシストを記録。リーグ・アンでは33試合出場で28ゴール6アシストを記録し、2年連続11度目のリーグ制覇に貢献したことで、4年連続となるリーグ・アンの最優秀選手にも選出された。
昨シーズンの終わりにはPSG退団も噂されていたが、昨年5月に契約を3年延長したエンバペ。しかし、先日の報道では昨夏にPSGと締結した新契約は、実際は2年間+1年間の延長オプションだったとして、同オプションを行使するかは選手自身の判断に委ねられていることが明らかに。これにより、来シーズン終了後にはフリーで退団する可能性もあることから、今夏の去就にも注目が集まっている。
そんななか、リーグ・アン最優秀選手賞の授賞式に出席したエンバペは去就について聞かれると、「僕はPSGのプロジェクトに参加するという選択に満足しているし、ここにいられてとても嬉しく思っている。来シーズンもPSGにいるよ」と同クラブでのプレーを続けることを強調した。