日本サッカー協会(JFA)は31日、9月9日に開催される国際親善試合で、日本代表がドイツ代表とアウェーで対戦することが決定したと発表した。
会場はドイツ・ヴォルフスブルクの「フォルクスワーゲン・アレーナ」。現地時間で20時45分(日本時間9月10日3時45分)キックオフで、テレビ放送は調整中となる。
日本代表を率いる森保一監督は、「この試合は我々にとっては11月に始まるワールドカップアジア2次予選、来年のアジアカップに向けた準備、ドイツにとっても自国開催の欧州選手権に向けた調整、という位置づけかもしれませんが、素晴らしい強化の場になることは間違いありません。また、昨年行われたFIFAワールドカップカタール大会での対戦時は我々が勝利できましたが、ドイツは世界トップクラスの実力を兼ね備えていることに疑いの余地はありません。我々が世界トップ基準を忘れることなく、チーム強化を進めていくためにも貴重の機会にもなります。世界中のファン・サポーターが注目する試合になると思いますし、再び勝利するべく、そして一人でも多くの皆さまに楽しんでいただけるように最善の準備をして試合に挑みたいと思います」とコメントしている。
日本代表はこれまで国際Aマッチで3度対戦し、1勝1分1敗(4得点6失点)。2004年12月に横浜で対戦した際は0-3で敗戦、2006年5月にドイツで対戦した際は2-2で引き分けに終わった。直近は記憶に新しいFIFAワールドカップカタール2022のグループステージ初戦で対戦。堂安律、浅野拓磨のゴールで2-1と逆転勝利を収めている。