アトレティコ・マドリードのスペイン代表FWアルバロ・モラタは、同クラブとの契約延長に近づいているようだ。5月31日付で、スペイン紙『アス』が報じている。
1992年10月23日生まれのモラタは現在30歳。これまでにレアル・マドリードやユヴェントス、チェルシーでもプレーした同選手は、今季公式戦44試合に出場し15得点を記録している。また、昨年11月に行われたFIFAワールドカップカタール2022に臨んだスペイン代表にも選出されると、グループリーグ全3試合でゴールを挙げた。
そんなモラタは、アトレティコ・マドリードとの契約延長に近づいているようだ。『アス』によると、現行契約は2024年6月末で満了を迎えるが、延長交渉は非常にうまくいっている模様。同選手は、クラブから“ストライカー”として信頼を寄せられている現状に満足しているとのこと。新契約締結に向けては、クラブの厳しい財政状況から減俸を受け入れる姿勢で、期間は2〜3年となる見方だ。
一方でモラタに対しては、ユヴェントスとミランが興味を示しているという。しかし『アス』は、モラタが2年間のレンタル移籍を経て、ユヴェントスからアトレティコ・マドリードに復帰した昨夏に、ユヴェントスが買い取りオプションを行使しなかったことを引き合いに出し、獲得のボーダーラインは3500万ユーロ(約52億円)以上と指摘している。
現時点では、クラブとの新契約の詳細は決まっていないものの、完全に調和がとれているモラタ。果たして、このままスムーズに締結に至るのだろうか。