【キリンチャレンジカップ2023】日本6-0エルサルバドル(6月15日/豊田スタジアム)
日本代表は6月15日に豊田スタジアムで行われたエルサルバドル代表と対戦し、6-0の快勝を収めた。9カ月ぶりに日本代表に復帰した古橋亨梧が、自身のゴールを振り返っている。
古橋亨梧は、昨年のFIFA ワールドカップ カタール 2022でまさかのメンバー落ちを経験。今年3月の代表戦でも招集外となったが、今季所属するセルティックでスコティッシュ・プレミアシップのMVPに輝く大活躍を披露したことで、日本代表に復帰を果たしている。
エルサルバドル代表戦で、65分に上田綺世と代わって途中出場した古橋は早速結果を残す。73分に右サイドの相馬勇紀からのクロスを頭で叩き込み、代表キャリア4ゴール目となるゴールを決めてみせた。
試合後フラッシュインタビューに笑顔で登場した28歳の古橋は「本当にワクワクと得点を決めたいという気持ちと素晴らしい応援をしてくれるので、皆さんの前でプレーできる幸せをかみ締めてプレーしました」と久々の代表での出場について心の内を語った。
得点シーンについては「(相馬)勇紀がいいボールをくれたんで、後は落ち着いてしっかりとコースに流し込めたので良かったです」と、アシストをした相馬への感謝の言葉を交えながら振り返っている。
続けて「本当にいいボールをくれるので、僕は中で駆け引きをして、(ボールが来たらシュートを)枠に入れるという思いで動いていました。(ペルー戦も)しっかり準備をして、みんなでいい競争をしたいなと思います」と、20日に控えるペルー戦に向けての意気込みも語った。
古橋のワントップのポジションには、エルサルバドル代表戦で代表初ゴールを決めた上田やワールドカップでゴールを決めた前田大然もいるため、今後も引き続き熾烈なものになるだろう。「みんなでいい競争をしたいなと思います」と古橋が語った通り、激しいポジション争いをすることで、各々が成長を遂げれば日本代表の強化にも繋がる。20日のペルー戦では誰がアピールに成功するだろうか。
(C)浦正弘(ABEMA/キリンチャレンジカップ2023)