麻雀界の歴史に残る伝説の試合が新たに誕生した。国内最大級のプロアマ参加の麻雀大会「麻雀最強戦2023」のファイナル進出を目指す「麻雀最強戦2023 骨肉の争い」が6月18日に行われたが、この決勝卓で逆転優勝を狙う2人が同時に役満をテンパイ。1人が役満イーシャンテンという天文学的な確率の激闘を演じ、アガった者が逆転優勝という“神展開”があった。
決勝卓、南4局を迎えてトップ目に立っていたのは、4万5500点を持っていた村上淳。牌を伏せて流局すれば、そのまま逃げ切り優勝という状況だった。ここに1万1700点持ちのラス目だった鈴木たろうが、14巡目に役満・四暗刻を6・8筒待ちでテンパイ。ツモれば大逆転優勝という状況を作った。すると直後に2万6400点持ちの2着目だった松ヶ瀬隆弥も役満・国士無双の西待ちでテンパイ。こちらも逆転優勝の可能性が出た。さらには1万6400点持ちの3着目・勝又健志も四暗刻のイーシャンテンまで迫り、場が極限まで沸騰した。
流局逃げ切りか、大逆転か。ファンも固唾をのんで見守る中、次巡に鈴木が6筒をツモって四暗刻を成就。3万3800点差を一撃でひっくり返し、劇的な逆転優勝を果たした。この衝撃シーンには、ファンからもコメントが殺到。「やばいのみた」「この人たち天才かよ」「とんでもないオーラス」「伝説の試合きた」と興奮の声が止まらなかった。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)