【キリンチャレンジカップ2023】日本4ー1ペルー(6月20日/パナソニックスタジアム吹田)
【映像】三笘薫、7ゴール目!必殺カットインからの右足で強豪ペルー相手に追加点!
日本代表は20日、キリンチャレンジカップ2023でペルー代表と対戦し、日本の両サイドでプレーする三笘薫(ブライトン/イングランド)、伊東純也(スタッド・ランス/フランス)のゴールなど、完璧な内容で勝利した。
15日に行われたエルサルバドル戦で、新生・森保ジャパン初勝利を飾った日本(FIFAランク20位)が、南米の強豪・ペルー(同21位)と対戦した。
日本はエルサルバドル戦と同様に4-1-4-1のフォーメーションを継続。中村航輔(ポルティモネンセ/ポルトガル)、伊藤洋輝(シュトゥットガルト/ドイツ)、遠藤航(シュトゥットガルト/ドイツ)、伊東、鎌田大地(フランクフルト/ドイツ)、古橋亨梧(セルティック/スコットランド)の6人が、エルサルバドル戦から変更となりスタメンに名を連ねた。
両サポーターによる大応援のなかキックオフを迎えるた試合は、立ち上がりから球際で激しい戦いを繰り広げる。しかし徐々に日本が主導権を握り始めると、13分には右足を突破した伊東のクロスに古橋が合わせるなどゴールに迫る。すると21分、左サイドでフリーとなっていた伊藤洋輝(シュトゥットガルト/ドイツ)が、プレスが来ないと見るや左足を振り抜く。無回転気味のシュートがゴールネットを揺らして、日本が先制した。
日本の勢いは衰えず、37分には右サイドの伊東と菅原由勢(AZアルクマール/オランダ)のコンビで崩して中央の鎌田大地(フランクフルト/ドイツ)に展開。さらに左サイドに流すと、そこから三笘がカットインして、右足を振り抜きネットを揺らして前半を終えた。
ハーフタイムで日本は、旗手怜央(セルティック/スコットランド)に代えて、守田英正(スポルティングCP/ポルトガル)を投入。守田はそのままインサイドハーフに入った。さらに60分には古橋と菅原に代えて前田大然(セルティック/スコットランド)、相馬勇紀(カーザ・ピアAC/ポルトガル)を送り込む。
迎えた63分にはカウンターから左の三笘がタメを作り、ボックス内で右にパスを送ると、走り込んだ伊東がキックフェイントでGKを交わして冷静にシュートを流し込んだ。
71分になると、日本は伊東と蒲田を下げて堂安律(フライブルク/ドイツ)と久保建英(レアル・ソシエダ/スペイン)を送り出す。フォーメーションも久保と前田を前線に置く4-4-2のフォーメーションへとシフトした。75分には相手のパスミスを見逃さなかった前田がGKとの1対1を冷静に沈めた。
このまま試合終了かと思われた84分に、日本のボックス内に蹴り込まれたロングボールをクリアしきれず、クリストフェル・ゴンサレスに決められたが、以降は失点を防ぎ試合は終了。日本がペルーに勝利し、6月シリーズ2連勝を飾った。
(C)浦正弘(ABEMA/キリンチャレンジカップ2023)