【キリンチャレンジカップ2023】日本4-1ペルー(6月20日/パナソニックスタジアム吹田)
日本代表の新キャプテンに就任した遠藤航が、キャプテンシーと持ち味のデュエルで存在感を発揮した。
【映像】交代で入った前田大然がGKとの1対1を冷静フィニッシュ
「南米のチームは1対1での強さや球際が強いのはわかっていました。そこで上回ることが自分の仕事」
その言葉通り、アンカーのポジションで激しいフィジカルコンタクトでも負けることなく攻撃の芽を摘んだ。
そういった個人のプレーだけでなく「周りの守備のオーガナイズ、攻撃のスイッチを入れるなど、一人ひとりの立ち位置を考えながらポジショニングを取るところはうまくやった」と舵取り役として自身も納得のプレーを見せた。
自身は81分までピッチに立ち、キャプテンマークは新10番の堂安律へと引き継いだ。しかし直後の83分にチームが失点するとベンチからピッチに向けて声を掛ける場面も。「勝ってはいましたけど、最後90分までしっかり戦おうという意味で声をかけました」と語るように、キャプテンとして最後まで戦う姿勢を見せた。
文・川嶋正隆(C)浦正弘(ABEMA/キリンチャレンジカップ2023)