【キリンチャレンジカップ2023】日本4-1ペルー(6月20日/パナソニックスタジアム吹田)
三笘薫がまたしてもゴールネットを揺らした。鎌田大地からボックス手前でボールを受け左ウイングは、得意のカットインから右足を振り抜いた。このシュートは相手DFに当たるも、絶妙にコースが変わってGKの頭上を通過。日本代表通算7ゴール目となる得点を決めてみせた。
日本代表が1-0とリードして迎えた37分、カウンターからこの試合2点目のゴールが決まる。
右サイドバックの菅原由勢の速いパスを見事にトラップした鎌田大地は、左ウイングの三笘薫へとパス。今季、プレミアリーグで大車輪の活躍を披露した三笘は、ボックス内に入ると、カットインから一瞬の動きでシュートコースを作り右足を振り抜いた。
シュートは相手DFにわずかにブロックされるも、これがうまい具合にコースが変わってGKの頭上を通過する一撃に。日本代表にこの試合2点目をもたらすゴールとなった。
TBSの試合中継で解説を務めた福田正博氏は「仕上げは三笘。いろいろな選択肢を持ちながら最終的に自分でシュート。相手は守備をする際に守るポイントを絞りづらい」と、三笘がもたらす脅威を大絶賛した。
ゲスト解説の槙野智章氏も「完璧です。始まりはGKの中村航輔のゴールキックで、相手に一度も触れさせなかった。しっかりとしたビルドアップからゴールにつなげているので、これぞ教科書ですね。すごいゴール」と、守備から攻撃へと素早く切り替えてゴールを奪ったチーム全体を讃えた。
このゴールを目撃した視聴者は「カットインからそのままのゴールはやっぱアガるなー!」「三笘のカットインからの速さ」「分かってても止められへんし、分かってなくても止まられへん」「結果しか出さない男、三笘くんはドリブルもすごいけどパスもいいしおまけにシュートが上手い」など、SNS上では日本代表の新7番を称賛するコメントであふれ返った。
三笘は3月に新生・森保ジャパンとなってから4試合中3試合でゴールに直接絡むなど、新たな日本代表のエースに相応しい大活躍を披露している。9月に控えるドイツ代表との強化試合でどのようなパフォーマンスを披露するのか。今から楽しみにしているサポーターも多いだろう。
(C)浦正弘(ABEMA/キリンチャレンジカップ2023)