アニメ「マッシュル -MASHLE-」は、魔法の世界を舞台に、主人公のマッシュ・バーンデッドがすべてを筋肉で解決していく異色の物語です。原作は「週刊少年ジャンプ」（集英社）にて連載されていた、甲本一氏による同名漫画。原作コミックの累計発行部数は500万部を超える人気作品となっています。
この記事では、主人公のマッシュ・バーンデッドと同じアドラ寮の1年生、ドット・バレットについて、プロフィールや声優、強さなどの基本情報を解説します。
目次
- アニメ「マッシュル」とは？
- ドットの基本情報！プロフィール・声優を紹介
- アニメ「マッシュル」ドットの強さは？ランスとどっちが強い？
- アニメ「マッシュル」ドットのかっこいいシーン
- まとめ
アニメ「マッシュル」とは？
アニメ「マッシュル」は、魔法の強さがすべての世界「魔法界」を舞台とした魔法ファンタジー作品です。主人公のマッシュは、この世界では「下賤な血」と呼ばれる魔法が使えない少年。そのことがバレると間引かれてしまうため、養父とともに深い森に隠れて生活しています。そんなマッシュの日課は、筋肉を鍛えること。毎日筋トレを欠かさず、その結果、常人離れした筋力を手に入れました。
しかしある日、マッシュが魔法を使えないことが魔法警察に知られ、彼らに追われることに。マッシュは鍛え上げた筋肉で撃退しますが、その後、魔法警察との取引により、彼は魔法が使えないにも関わらず、魔法学校へ通うことになります。
魔法学校に通っても相変わらず魔法は使えませんが、筋肉の力を魔法と主張し、数々の試練に立ち向かっていきます。
ドットの基本情報！プロフィール・声優を紹介
ドットは、第5話で初めて登場した、マッシュと同じアドラ寮の1年生です。自己中心的かつ直情的で、初めてマッシュたちと出会ったときの「このオレ、ドット・バレットがこの世の主人公!! 世界はオレを中心に回ってる!!」というセリフからも性格が垣間見えます。
ドットは、自分が女性にモテないことを気にしています。イケメンを激しく憎んでいて、女にチヤホヤされる男が死ぬほど嫌いです。
使える魔法は、爆発魔法のエクスプロム。エクスプロムを連発するマシンガン・エクスプロムや、エクスプロムを地面に設置するエクスプロムボムなどのバリエーションを使い分けます。
ドットのプロフィール！身長や誕生日など
■名前 ドット・バレット
■誕生日 4月1日
■身長 178cm
■足のサイズ 28cm
■好きなタイプ 好きになった人がタイプ
ドットは、好きなタイプの「好きになった人がタイプ」から分かるように、女性にとても弱いです。第5話では、簡単にローレン・キャバスの魅了魔法にかかったり、第7話では寮の現状を解説したレモン・アーヴィンに「ちゅきでーす」と鼻血を垂らしたりと、分かりやすくすぐ女性を好きになってしまいます。
しかし、ドットはモテなくて彼女もできず、その理由を、女にチヤホヤされる男が悪いと決めつけています。野望は、魔法局に入ってイケメンのいない世界を作ることです。
ドットの誕生日は判明していますが、年齢はわかっていません。
ドットの声優情報
ドットの声を担当しているのは、江口拓也（えぐち たくや）さんです。代表作に「SPY×FAMILY」ロイド・フォージャー役や、「東京リベンジャーズ」の半間修二役などがあります。
江口さんが声優活動を開始したのは、2008年の「真救世主伝説 北斗の拳 トキ伝」からです。その後、2011年に「GOSICK－ゴシック－」久城一弥役や「イナズマイレブンGO」雨宮太陽役などを演じ、以降も多くのアニメ作品で主要キャラを担当するようになりました。そして2023年には、第17回声優アワードで主演声優賞とMVSをダブル受賞。名実ともに、第一線で活躍する声優となっています。
多くのアニメに出演している一方で、キャラクターソングも数多く担当。「イナズマイレブン」や「黒子のバスケ」「サンリオ男子」「A3！」「アイドリッシュセブン」「あんさんぶるスターズ！」などで活躍しています。
ドットは主人公になるはずのキャラだった？
原作コミックス第2巻のキャラ紹介コーナーによると、ドットのモチーフは、作者の甲本一氏が最初に書いた読み切りの主人公がもとになっているとのこと。最初はこのキャラで「マッシュル」の連載を始めるつもりが、前の編集担当にクビ宣告をされ、現担当からも「人気でなさそう…」と言われ、主人公にはならなかったのだとか。このことから甲本氏は、ドットに対していつも「なんだかかわいそう」と思っているのだそうです。
アニメ「マッシュル」ドットの強さは？ランスとどっちが強い？
ドットは、魔力量を表す顔のアザは1本ですが、爆発魔法のエクスプロムを複数の種類で使い分けたり、タフさに自信を持っていたりと、バトルで活躍できる十分な強さを持っています。
第8話では、七魔牙（マギア・ルプス）によって送り出された生徒、シュエン・ゲツクと戦い、勝利。シュエンは、第5話でドットを苦しめたシルバ・アイアンより強いと自称しています。これが本当とすると、ドットは2本線の生徒とも張り合える強さがあると考えられます。
ドットと同じアドラ寮には、編入試験1位のランス・クラウンが在籍しています。ドットとランスの強さを比べると、ランスは七魔牙の第七魔牙（セブンス）や第三魔牙（サード）に勝っているうえに、顔のあざが2本線であることを考慮すると、現時点の実績と能力ではランスの方が強いと考えられます。
アニメ「マッシュル」ドットのかっこいいシーン
ドットはイケメンを憎く思う性格が目立っていますが、一方で情に厚い一面もあります。また、シュエンに勝てるくらいの強さも兼ね備えていて、ここぞという場面ではかっこいい姿を見せることもあります。ここでは、そんなドットの情の厚さが垣間見えるシーンと、かっこいい戦闘シーンを紹介します。
第5～6話 シルバとの戦いで女生徒を守ろうとする情の厚さを見せる
第5話にて、ドットは女生徒のローレン・キャバスを守るために、シルバとの戦いに挑みます。続く第6話では、シルバの魔法アイアンフィストを10回耐えられたら勝ちという条件を飲み、血を吐き身体がボロボロになるも、気持ちの強さでなんとか10回耐えることに成功しました。しかし、その直後に立っていられなくなり、その場に倒れてしまいます。
じつはこの勝負は、ローレンとシルバが共謀して持ち掛けた、ドットたちをだますための作戦でした。ドットも勝負の途中で違和感を覚えていましたが、それ以上にローレンの涙を信じ、勝負を最後までやり遂げる道を選びました。ドットの情の厚さとまっすぐさが分かるシーンです。
第8話 シュエンとの戦いでは頭脳を使った戦法を披露
第8話のシュエンとの戦いでは、エクスプロムボムを使った心理戦を見せました。シルバよりも強いと自ら語るシュエンに対し、ドットは地面に設置するタイプのエクスプロムボムを仕掛けます。
ドットは、エクスプロムの5倍の威力があると説明し「動かない方がいいぜ！」と思わせぶりなセリフで、踏んだらエクスプロムボムが発動すると思いこませることに成功。同時に「100%引っかかる」とブラフも張り、シュエンの動きを封じます。
しかし本当は、エクスプロムボムは時限式でした。シュエンはこのブラフに見事に引っ掛かり、時間で爆発したエクスプロムボムの直撃を受けて敗北。ドットの戦闘センスが垣間見えるシーンです。
まとめ
ドットは、イケメンへの憎悪を燃やす、自己中心的な少年です。しかし、その性格は情に厚くまっすぐで、自分の違和感よりも女性の涙を信じる正義感も持っています。
シュエンとの戦いから分かるように、戦闘で活躍できる実力とセンスも十分。今後、さらに成長してどのような活躍を見せるのか、期待したいキャラクターです。
（C）甲本 一／集英社・マッシュル製作委員会
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