日本プロ麻雀連盟の最高峰タイトル「鳳凰位」への挑戦権を争う、鳳凰戦A1リーグの第6節B卓が6月29日、東京都・夏目坂スタジオで行われ、沢崎誠が1人浮きの卓内トップを取った。

【動画】日本プロ麻雀連盟のプロが多く参加するプロ麻雀リーグ「Mリーグ」

 沢崎は病気療養から復帰し、今期からA1リーグにも戻ってきた沢崎は、12人中11位と苦戦していたが今節は大活躍。3回戦に3着となったが1、2、4回戦と3回のトップを取る猛攻で卓内トップとなった。それでも勝てる時は徹底的に勝ちたい沢崎らしく、もっとポイントを伸ばしたかったと笑顔の中にも悔しさを滲ませると「(決定戦進出の)ボーダーが100ポイントあたり。次節以降も浮いていかないと勝負にならないので、頑張ります」と、▲33.3まで減らしたマイナスポイントを返済し、早い段階での決定戦進出争いに加わろうとする熱意を見せた。

【試合結果】

1位 沢崎誠 +46.8
2位 古川孝次 ▲0.7
3位 藤島健二郎 ▲19.1
4位 杉浦勘介 ▲27.0

 ◆鳳凰位 日本プロ麻雀連盟のタイトルの1つで、30年以上の歴史がある同連盟最高峰タイトル。A~Eまで計11のリーグに分かれている。A1は12人で行われ、上位3人が前年度の鳳凰位と半荘16回戦でタイトルを争う。

 ◆日本プロ麻雀連盟 1981年に設立。森山茂和会長。ベテラン・中堅・若手と各大会・メディアで活躍するプロが多数所属する。現在の所属プロは業界最大規模となる600人以上。2016年に行われた「麻雀プロ団体日本一決定戦」でも優勝した。主なタイトル戦は鳳凰位、十段位、麻雀グランプリMAX、王位戦、麻雀マスターズ、女流桜花、プロクイーンなど。
(C)日本プロ麻雀連盟

【映像】最高位戦日本プロ麻雀協会のプロも多数参戦するプロ麻雀リーグ「Mリーグ」
【映像】最高位戦日本プロ麻雀協会のプロも多数参戦するプロ麻雀リーグ「Mリーグ」
【動画】日本プロ麻雀連盟のプロが多く参加するプロ麻雀リーグ「Mリーグ」