仕事帰りのバスで運転手が放った疲れた心に染みる“魔法の一言”に、Twitterでは「電車でも聞いたことある。涙でそうになった」「こういうちょっとの幸せがあってもいいよね」など称賛の声が上がっている。
話題を集めているのは、漫画『あげおとティム』作者の人間まおさん(@ageomao)の投稿。「仕事帰りのバスで癒された運転手さんの一言」とコメントを添え、漫画を自身のTwitterにアップした。
ある日、仕事帰りのバスで座席にもたれるまおさん。心から疲れているようで「あ〜疲れた。帰ったら布団にダイブだな」と考える。周りを見ると隣に座っているおじさんも、OL風のお姉さんもくたびれている様子だった。すると、バス車内に「このバスは2分ほど遅れて運行しています。ご乗車の皆様には大変ご迷惑をおかけしまして…」と遅延を知らせるアナウンスが流れた。それを聞いたまおさんは「たった2分なのに…運転手さんも大変だな〜」と感じたとのこと。続けてバスの運転手「ご乗車の皆様、今日も1日お疲れ様でした」とアナウンスをした。それを聞いたまおさんはハッとし、降りる際には「おじさんも遅くまで運転お疲れ様だよ。ありがとうございました」と思いながらバスを降りたという。この体験をしたまおさんは「帰ってもそう言ってくれる人がいない一人暮らしにとって、とっても心が染みる一言でした」と感じたという。
この投稿を見た人からは「こういうちょっとの幸せがあってもいいよね」「こう言える人になっていたいしこんな人たちを労いたい」「電車でも聞いたことある。涙でそうになった」「私もバスから降りる時は『ありがとう』と言って降りるようにしてる」などのコメントが寄せられ、投稿には2万件超の“いいね”が押されている(※数字は7月5日13時のデータ)。
ニュース番組『ABEMAヒルズ』は、まおさんを取材。当時の搭乗車の反応については「コロナの時期で仕事もみんな大変で、バスの中がどんよりする中、あのアナウンスで一気に車内の雰囲気が変わりました。労いの言葉の力ってすごいな、と同時にアナウンスをみんな聞いていて意外でした」と明かした。
投稿の反響には「自分も大変の中、こういうことが言えるのってステキだなと惚れました。私も同じ体験をされたというかたのエピソードを見て、また癒やされました」と話している。(『ABEMAヒルズ』より)
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