将棋の伊藤園お〜いお茶杯王位戦七番勝負第1局は7月8日、挑戦者の佐々木大地七段（28）が前日に封じた36手目が開封され、午前9時すぎに藤井聡太王位（竜王、名人、叡王、棋王、王将、棋聖、20）の手番で再開された。
【中継を見る】藤井王位VS佐々木七段 注目の開幕局2日目（生中継中）
4連覇を目指す藤井王位に、タイトル奪取を狙う佐々木七段が挑戦する今期の七番勝負が開幕。振り駒の結果、先手は藤井王位に決定し、両者の対戦では初めてとなる「横歩取り」の戦型が選ばれた。2日制とあり、初日の進行はスローペース。佐々木七段の銀を活用する工夫に対し、藤井王位は決断の一手ともいえる自陣への角打ちを見せ、互いの構想を探るように長考を重ねて読みを入れていた。
難解な中盤戦で、封じ手時点での形勢はほぼ互角。本格的な戦いとなる2日目の展開に、大きな期待が寄せられている。愛知県豊田市の「豊田市能楽堂」を舞台に行われている開幕局で先勝を手にするのはどちらか。
持ち時間は各8時間。ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。
（ABEMA／将棋チャンネルより）
