去年、小学生の一部の全国大会を廃止すると発表した全日本柔道連盟。背景にあるのが、「試合に勝つことが全て」だという勝利至上主義への批判だった。もちろん勝利を目指すことは悪いことではないものの、指導者が子どもに無理な減量をさせるなど“行き過ぎた指導”が近年問題視されていた。