序二段に“クセ強”な行司現る! 「スター降臨」ファン騒然 堂々たる土俵裁きに反響
【映像】クセが強い行司が見せた個性的な土俵裁き

大相撲七月場所>◇初日◇9日◇名古屋・ドルフィンズアリーナ(愛知県体育館)

 大相撲七月場所の初日、序二段の取組に“クセ強”で、印象的な行司が登場。貫禄十分の行司裁きに「啓太郎キター」「スター降臨」「スター参上」など、ファンが騒然となる一幕があった。

【映像】クセが強い行司が見せた個性的な土俵裁き

 ファン注目のシーンが訪れたのは、序二段五十三枚目・伊藤(錣山)が序二段五十四枚目・旭丸(大島)を寄り切って初日を出した一番。呼び出しが両力士の名前を館内に呼び上げると、後を受けたのは武蔵川部屋所属の行司である木村啓太郎だった。

 行司が力強く館内に響く声で再度、両力士の名を呼び上げると、取組を中継したABEMAのファンから「啓太郎キター」「スター降臨」「スター参上」「のこったスター」などの声が多数寄せられた。

 中には「強そうな行司」といった声も聞かれる中、「待ったなし」の掛け声と同時に行司が軍配を返して時間一杯に。両力士が激しく頭からぶつかると「はっけよーい」と野太い声が館内に響く。続いて「のこった、のこったサー(スターとも聞こえる)」とさらに力強く、独特な言い回し。勝負は左右のまわしを素早く引いた伊藤が一気に出て旭丸を寄り切って白星スタートを切った。

 “のこったサー”、または“のこったスター”とも聞こえることを知っていた相撲ファンの「スター降臨」「スター参上」といった反応だったのか。いずれにしても、木村啓太郎の個性も光った取組だったといえる。

 取組を中継したABEMAの取材メモによると、武蔵川部屋所属で21歳の啓太郎は、神奈川県横浜市出身。初土俵は2017年7月で、四人兄弟の三男坊。将来は立派な行司になるべく、黙々と相撲字を練習中とのことだ。(ABEMA『大相撲チャンネル』) 

【映像】クセが強い行司が見せた個性的な土俵裁き
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