大相撲七月場所>◇二日目◇10日◇名古屋・ドルフィンズアリーナ(愛知県体育館)

 2連覇を狙う横綱・照ノ富士(伊勢ヶ濱)が不覚を取った。前頭筆頭・錦木(伊勢ノ海)に掬い投げで敗れ、金星を献上した。

 まさかの展開に館内は騒然とした。照ノ富士は錦木に土俵際で見事に投げられて、2日目にして土がついた。ABEMAで解説を務めた元前頭・松鳳山は「立ち合い厳しいかと思いましたが、タイミングを見て、よく決めましたよね」と錦木の取組を称賛。同期の金星に「自分が解説の日で良かったです」と喜んだ。

 一方、大関取りに挑む3関脇は順調だ。関脇・豊昇龍(立浪)は前頭二枚目・正代(時津風)を、関脇・若元春(荒汐)は前頭筆頭・翔猿(追手風)を、関脇・大栄翔(追手風)は前頭二枚目・御嶽海(出羽海)を下し、いずれも2連勝を飾った。

 昭和以降最速タイとなる所要3場所で新入幕を果たした19歳の落合改め前頭十七枚目・伯桜鵬(宮城野)は、十両筆頭・輝(高田川)に何もさせず寄り切りで連勝。視聴者は「優勝争いにも絡んできそう」などと期待を寄せていた。
(ABEMA/大相撲チャンネルより)

【映像】横綱の取組に館内が大歓声
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