<大相撲七月場所>◇四日目◇12日◇名古屋・ドルフィンズアリーナ(愛知県体育館)
十両十四枚目・勇磨(阿武松)と幕下二枚目・栃武蔵(春日野)の一番で、両力士と行司が土俵上で“鬼ごっこ”するように動く一幕があった。この光景にファンも「クルクル」「おもしろい」と盛り上がった。
立ち合いやや左から当たった勇磨。対する栃武蔵はすかさず左下手を取ると、豪快に振り回して相手の背後につく体勢に。この時、両力士との衝突を避けた行司の木村行宏が土俵を回り込んだが、栃武蔵から逃れようとした勇磨は行宏と同じ方向に動き、まるで3人で“鬼ごっこ”をしているかのような光景になった。珍しい場面に館内は沸き、笑い声も相次いだ。
コミカルな3人の動きに、ABEMAの視聴者からも「鬼ごっこしてるみたい」「クルクル」「おもしろい」とコメントが続々と寄せられた。
なお取組ではその後、栃武蔵がそのまま送り出しを決め、1勝目となる勝ち星を挙げた。敗れた勇磨は2敗目を喫した。
(ABEMA/大相撲チャンネルより)