麻雀プロ団体・最高位戦日本プロ麻雀協会の最高峰タイトル「最高位」の決定戦進出を争うA1リーグの第7節が7月12日に行われ、c卓(5人打ち)は坂本大志が卓内トップを取り、トータルポイントでも暫定首位に浮上した。
開催中のMトーナメントでも大活躍中の坂本は、1回戦こそオーラスでまくられて2着に落ちたが、2回戦は借りを返すように大きなトップ。3、4回戦も2着を取り、4戦全てで連対と抜群の内容だった。前節には大きなマイナスを食らい、トータル順位を下げていた坂本だが、わずか1節で首位に返り咲き。決定戦進出にまた一歩近づいた。
試合後、坂本は「前回結構大きなマイナスをしてしまって、あと3、4節でこつこつマイナスを返していければいいなと思っていたが、今日一日で全て返せるとは思っていなかった。シビアな点数状況なことが今日は多かったが、それに対応するシビアな仕掛けで着順をまとめることができたのが功を奏したかなと思います」と、満足そうだった。
【試合結果】
1位 坂本大志 +96.4
2位 井上祐希 +19.8
3位 牧野伸彦 +13.4
4位 石田時敬 ▲55.5
5位 太田安紀 ▲74,1
◆最高位 最高位戦日本プロ麻雀協会の最高峰タイトル。A1リーグは全12節、48半荘のリーグ戦を行い、上位3人と前年優勝の最高位の4人で決定戦を行う。決定戦は1日に半荘4回戦の5日制で、計20回戦行われる。
◆最高位戦日本プロ麻雀協会 1976年に設立。東京、関西、東海、北海道、新潟、九州、東北に拠点があり、所属会員数は約700人。主なプロは金子正輝、近藤誠一、村上淳、鈴木たろう、石橋伸洋、茅森早香、石井あや、大平亜季ら。主催タイトル戦は最高位、女流最高位、最高位戦Classic、發王戦、新輝戦、女流名人戦、新人王戦。代表理事・新津潔。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)