<大相撲七月場所>◇六日目◇14日◇名古屋・ドルフィンズアリーナ(愛知県体育館)
前頭四枚目・宇良(木瀬)が前頭六枚目・北青鵬(宮城野)を送り出しで下し、4勝目の勝ち星を挙げた。身長差30センチの対決に驚きの取り口で臨んだ北青鵬、そんな北青鵬を制してみせた宇良に「相撲の体勢じゃないw」「笑いすぎて腹痛いw」などファンも騒然。館内には終始、大歓声が鳴り響いた。
身長175センチ、体重143キロと小柄な宇良が対戦したのは、身長204センチ、体重185キロの現役力士最長身・北青鵬。身長差は実に約30センチだ。立ち合いふわりと立ち上がった北青鵬は、長身を活かして肩越しの上手をすぐに奪取。潜り込んだ宇良は左を差して後ろ立てみつ、さらに右前みつを掴むが、北青鵬は微動だにせず。肩越し上手を離さない北青鵬は得意の“棒立ち”スタイルへ移行した。
その後も宇良は果敢に引きつけて出るが、やはり動かない北青鵬。だが最後、相手の後ろに回り込んだ宇良が背中からまわしを掴むと、そのまま一気に前に出て、粘る北青鵬を土俵の外へと持っていった。館内には割れんばかりの拍手と大歓声が延々と鳴り響いていた。送り出しで勝った宇良は4勝目。敗れた北青鵬は3敗目を喫した。
動き続けて身長差30センチの対決を制した宇良に、ABEMAの視聴者からも「必殺片手」「相撲の体勢じゃないw」「俺の知ってる相撲じゃないw」「めっちゃ笑った」「笑いすぎて腹痛いwww」と驚きの声が相次いで寄せられた。(ABEMA『大相撲チャンネル』)
2025年11月場所 千秋楽
更新日時:2025/11/23 19:08
※ ○=勝ち、●=負け、□=不戦勝、■=不戦敗





