7月17日に両国国技館で開催された「AZABU PRESENTS K-1 WORLD GP 2023」の休憩時間に、K-1 GIRLSキャプテンを務める宮野真菜が発したひと言が思わぬ悲劇を生んだ。宮野がカーフキックの威力がわからず「見せていただいても?」と発した何気ないお願いをK-1スーパー・ライト級前王者の山崎秀晃が快諾。しかしこれを、お笑いコンビ・バッドボーイズの佐田正樹が身代わり被弾。爆笑に包まれた。
ことし3月に行われたK’FESTAを解説席から見ていたという宮野。K-1女子トップ選手であるKANAの試合について感想を聞かれると「キックが凄くて。カーフキックですかね。どういったものなのかと…痛さも含めて」と素朴な疑問を述べた。
すると、ここで佐田が「カーフキック。さっき僕、山崎選手から食らいましたけど、ちょっとの痛さで…まだ残ってますんで。良かったら宮野さん、いただきますか?」と応じた。
これに宮野が「いいですか?(笑)」と無邪気に反応すると、山崎が「今日だけですよ?」と快諾。しかし、直後に発した「誰かもらってくれる人がいたら」といった山崎のひと言で事態は一変する。
「誰かもらってくれるなら…って絶対俺になっちゃう」と察しがついた佐田が述べると「見せていただいても?」とかぶせる宮野。当然の流れとして山崎も「もちろん、はい。じゃぁ…佐田さんいいですか?」と続き「筋肉が薄い部分に対して、こうして…」と左足を一振り。その場に佐田が崩れ落ちた。
その後、今日のメインカード。K-1 WORLD GPスーパー・ウェルター級タイトルマッチでジョーダン・ピケオー(オランダ/Mike’s Gym)と戦う和島大海(月心会チーム侍)について聞かれた宮野は「私は…和島選手のローキックが見たい」と述べ、カーフについてローキックの実戦をおねだりすると「バカのコメント」と佐田が一蹴。笑いを誘った。
ファンからは宮野のノリの良さに加えて「山ちゃんトークイケる」「芸人みたい」など、山崎に対する反響も寄せられた。