<大相撲七月場所>◇九日目◇17日◇名古屋・ドルフィンズアリーナ(愛知県体育館)
十両十三枚目・輝鵬(宮城野)が十両十枚目・千代栄(九重)を一気に押し出し、6勝目を挙げた。“小さな白鵬”の鋭い攻めに、相撲ファンは「立ち合い鬼」「電光石火」などと盛り上がった。
身長167センチ、体重111キロの輝鵬は、身長180センチ、体重160キロという恵まれた体格の千代栄を、鋭い立ち合いから一気に押し出した。この素早い攻めに館内は歓声に包まれた。敗れた千代栄は4敗目を喫した。
この取組を受け、ABEMAの視聴者からは「やるぅ~」「いっきにいったな」「小さいけど強い」「立ち合い早かった」などの称賛の声も届いていた。
小兵ながら、持ち前の身体能力と怪我の回復力などから“超人”の異名をもつ、新十両の川副改め輝鵬。入門会見時には元横綱・白鵬の宮城野親方が「小さな白鵬を見ているよう」とも絶賛した、将来を嘱望される力士でもある。
(ABEMA/大相撲チャンネル)