<大相撲七月場所>◇十日目◇18日◇名古屋・ドルフィンズアリーナ(愛知県体育館)
十両十三枚目・輝鵬(宮城野)が十両九枚目・大奄美(追手風)を豪快に吊り上げ、寄り切って7勝目となる勝ち星を挙げた。“小さな白鵬”の怪力ぶりに、「鳥肌!」「すごい力」と称賛の声が相次いだ。
入門会見の際に元横綱・白鵬の宮城野親方が「小さな白鵬を見ているよう」と絶賛した輝鵬。新十両として臨む七月場所では、鋭い立ち合いを武器に白星を重ね、身長167センチ、体重111キロと小柄ながら九日目を終えて6勝を挙げていた。
十日目に対戦した相手は身長185センチ、体重187キロと巨漢の大奄美。だが立ち合い正面からまともに当たった輝鵬は、左の強烈なおっつけで差させずに攻めると、中に入ってもろ差しでまわしを奪取。187キロの大柄な相手を怪力で吊り上げると土俵際まで運び、そのまま寄り切って勝利した。輝鵬は7勝目。敗れた大奄美は2敗目を喫した。
小兵ながら巨漢力士を吊り上げるパワーを発揮した輝鵬に、客席は大興奮。ファンからは「まじか…」「吊るのかよあの身長で!!」「小さい体ですごい」「鳥肌!」「すごい力」「超人ですから」と驚きと称賛の声が続々と寄せられた。
(ABEMA/大相撲チャンネルより)