韓国のサバイバルオーディション番組『少年ファンタジー~放課後のときめきシーズン2~』より誕生したFANTASY BOYS(ファンタジーボーイズ)が、日本初のファンコンサート『少年ファンタジー FAN CONCERT~Welcome to your Fantasy~』出演のため7月上旬に来日した。FANTASY BOYSは韓国出身のカン・ミンソ、イ・ハンビン、ユ・ジュンウォン、キム・ウソク、ホン・ソンミン、オ・ヒョンテ、キム・ギュレ、日本出身のヒカリ、ヒカル、中国出身のソウル、リンチ、アメリカ出身のケイダンからなる12人組グローバルボーイズグループ。今後の活躍が期待されるフレッシュなメンバー11人(リンチはビザの関係で欠席)が、報道陣の取材に応えてくれた。
【映像】FANTASY BOYS誕生の瞬間『少年ファンタジー』
大盛況のファンコンサートを終えて…日本で行きたいところは?
――ファンコンサート、お疲れ様でした。東京国際フォーラムという大きな会場で2公演を行いましたが、いずれも大盛況。ファンの方の熱気もすごかったですね。
ホン・ソンミン: まだ正式デビュー前なのに、あんなにたくさんのファンの方が来てくださって夢みたいでした。夢のままで終わらないように、これからも努力していきたいと思っています。
――日本に来たことのあるメンバーの方もいると思いますが、FANTASY BOYSとしてはこれが初めての来日ですよね。感想を教えてください。
ユ・ジュンウォン: 僕は練習生の時に日本に来たことがあったんですけど、今回はFANTASY BOYSとして日本に来て、ファンの方と交流できて。これからも努力して日本での活動を続けていければと思いました。
▲ユ・ジュンウォン
――日本で行ってみたいところはありますか?
イ・ハンビン: ディズニーランドとUSJに行きたいです!
ソウル: 僕は5年ほど前に東京に来たことがあるんです。今一番行きたいのは、富士山。特に桜が咲いている時期に、富士山のふもとで写真を撮ってみたいなと思います。
▲イ・ハンビン
――では日本出身のお二人は、メンバーにおすすめしたい日本の観光スポットやご飯はありますか?
ヒカリ: 昨日は公演が終わってから、どこにご飯を食べに行くのかなと思っていたんですけど、韓国料理でした(笑)。みんなと食べられておいしかったです(笑)。韓国にいるとき、日本に行ったら何が食べたいかをみんなに聞いてみたら、牛カツを食べたいというメンバーが多かったです。おいしい牛カツを一緒に食べに行けたらいいなと思います!
▲ヒカリ
ハンビンは田舎のワンちゃん!? わちゃわちゃ他己紹介タイム
――もう少し皆さんのことを知りたいので、今隣の席に座っている人がどんな人か、それぞれ一言で紹介してください。
ハンビン: ジュンウォンさんは……えーと……。
ジュンウォン: (ニコニコと見つめながら)早く、早く。
ハンビン: とても優しくてカッコよくて、かわいい人です。
ジュンウォン: (日本語で)それだけですか?……(微笑んで)わかりました。僕はギュレを紹介しますね。言っていることを聞いてくれないこともありますけど(笑)、練習の時はすごく一生懸命にやってくれます。優しい子です。
▲キム・ギュレ
キム・ギュレ: ヒカリお兄さんは、僕たち末っ子とすごくたくさん遊んでくれます。優しくて、かわいいイメージです。
ヒカリ: ヒカルは……日本人かわからない日本人。韓国語が上手すぎるんです。そしてカリスマフェンシングボーイ。
ヒカル: バッチリですね、ありがとう。ハンビンは歌がすごく上手です。僕の友人にも、ハンビンの歌声が好きだという人がすごく多くて。ボーカルには僕も自信があるんですけど、ハンビンのボーカルは……日本語でなんて言うんだっけ……独歩……?
ヒカリ: (ボソッと)やっぱり日本人かわからない……(笑)。
――独創的、ですかね?
ヒカル: 独特……あ、思い出した。唯一無二!のボイスカラーを持っていると思います。
▲ヒカル
オ・ヒョンテ: 僕はソウルさんを紹介しますね。ソウルさんは自己愛にあふれている人です。
ソンミン: (順番を無視して、日本語で)ソウルさんは怖いですよ。めちゃくちゃ怖い!
ソウル: (笑)。そんなソンミンは……(じーっとソンミンを見つめて)うーん、一生懸命やっている人。
▲ソウル
ソンミン: (満足したようにニヤニヤとした表情で)ウソクは、他の人の面倒をよく見てくれます。
キム・ウソク: ミンソは、賢いです。頭が本当にいい人!
カン・ミンソ: ケイダンは、FANTASY BOYSのテンションを上げてくれるかわいい末っ子です。
ケイダン: ヒョンテは……めっちゃうるさいです。でも大丈夫です。
▲ケイダン
――ありがとうございます(笑)。このやりとりだけでも、皆さんの仲の良さがよく伝わってきました。デビューが決まって1か月近く経ちますが、一番キャラクターが変わったメンバーは?
ギュレ: ジュンウォンさんはとても変わったと思います。『少年ファンタジー』の頃は静かでおとなしかったですが、デビューが決まってからは本当に明るくて、練習中に一緒に遊んだりもしてくれるんです。正反対くらいイメージが変わりました。
――休憩時間にメンバーとじゃれていたり?
ヒカル: そんな感じですね。『少年ファンタジー』の頃とは比べ物にならないくらいふざけていますよ(笑)。
ソウル: 僕は自分だと思います。元々はすごくおしゃべりだったんですが、静かな人に変わりました。
ソンミン: ハンビンさんだと思います。『少年ファンタジー』の頃はとても大人だったんですが、今は田舎にいるワンちゃんみたい。ギュレと同じ精神年齢です。かわいいです(笑)。
▲ホン・ソンミン
――それぞれ、より素を見せられるようになってきたんですかね。最近ハマっていることはありますか?
ハンビン: 新しい音楽を探すことです。日本の曲もよく聴きますよ。最近のお気に入りは優里さんの「ベテルギウス」です。
健康に過ごし、感謝の気持ちを忘れないグループに
▲キム・ウソク
――『少年ファンタジー』では楽しい瞬間もありつつ、共同生活を送ったり、過酷なミッションに立ち向かったりと、大変なことも多かったと思います。一番大変だったこと、楽しかったことを教えてください。
ウソク: 番組内で「뛰어(RUN)」という曲の撮影をしているときが一番幸せでした。
ケイダン: メンバーたちは素敵なパートナーです。番組中一番大変だったことは、とても疲れていたことです。
ミンソ: セミファイナルが終わった後に、メンバーたちと一緒にキャンプに行きました。キャンプファイヤーをしながら色々と話をしたことがとても記憶に残っています。
▲カン・ミンソ
ギュレ: ファイナルミッションの楽曲を決めるときの運動会。お兄さんたちと一緒に走ったりしたことが、一番印象深いです。
ヒョンテ: 僕は辛かったことを話しますね。ミッションを重ねていくにつれて、お兄さんたちや友達がどんどん脱落していくのが悲しかったです。
▲オ・ヒョンテ
――今後、どんなグループになっていきたいですか?
ヒカル: さっきジュンウォンとも話していたんですけど、まずメンバーが健康でグループ活動を続けられるように頑張っていきたいと思います。また、昨日のコンサートもそうですが、Bandi(FANTASY BOYSのファン)の方々のたくさんの応援があってこそ、そしてスタッフの方や私たちの家族からのサポートがあるからこそできていることだと思うので、感謝の気持ちを忘れないグループになりたいと思います。
――ありがとうございます。今後より一層活躍されていくと思いますが、最後に意気込みをお願いします。
ジュンウォン: デビューを前にして、僕たちFANTASY BOYSを知らない人たちにも知ってもらえるよう努力していきたいと思います。怪我をせず健康に、今後のステージも最良を尽くしていけたら。たくさんの人にステージを見てもらえるように一生懸命頑張ります。ありがとうございます。
『少年ファンタジー~放課後のときめきシーズン2~』はABEMAにて全話配信中。
取材・テキスト:岸野恵加、撮影:藤木裕之