<大相撲七月場所>◇十二日目◇20日◇名古屋・ドルフィンズアリーナ(愛知県体育館)
三段目八十枚目・翔傑(芝田山)が三段目七十五枚目・播磨皇(山響)を小手投げで下した一番で、取組直後に客席からまるで呼出しのような、伸びのよい声援が館内に響く一幕があった。思わぬ美声にファンも「呼出しになれる」「サイレンかと思ったw」と大盛り上がりだった。
立ち合い正面から当たった両者。播磨皇が突っ張って前に出ると、翔傑はいなして応戦。その後、もろ差しになった播磨皇が一気に寄っていくが、最後は土俵際で体を入れ替えた翔傑が豪快な小手投げを決めて勝ち星を挙げた。翔傑は3勝目。敗れた播磨皇は4敗目を喫した。
取組直後、客席から「しょ~けつ~~う~~!」と、勝った翔傑の四股名を叫ぶ声援が飛んできた。まるで呼出しのような伸びのよい“いい声”に、ABEMAの視聴者も「呼出しになれる」「サイレン?なにかあった」「サイレンかと思ったw」と大盛り上がりしていた。(ABEMA『大相撲チャンネル』)