「世界水泳2023福岡」7日目が7月20日に行われ、アーティスティックスイミングのデュエットフリー決勝が行われ、安永真白・比嘉もえ組が予選11位からの大逆転で3位に入り、今大会2個目のメダルを獲得した。デュエット・テクニカルルーティンでは予選最下位の12位から金メダルを獲得したペアは、これで2度目の大逆転劇。24歳の安永、15歳の比嘉が、経験と若さを融合させて快挙を成し遂げた。
【映像】今大会2度目の大逆転!予選11位から銅メダルを獲得した安永真白・比嘉もえ組の演技
本人たちもびっくりの大逆転だ。テクニカルルーティンに続く2個目のメダルを狙ったフリーだったが、予選では技が認定されないベースマークが4つもあり、予選11位と大きく出遅れた。これで決勝の演技順は、予選最下位から優勝したテクニカルルーティンと同じく1番目に。アーティスティックスイミングに限らず、演技種目は後半に出場するほど点数が出やすい傾向にある。予選成績が低い者から先に演技するため、よほどのことがない限り、1番目に演技する者がメダル圏内に入ることは難しいが、安永・比嘉組は今大会だけで2度も「決勝演技1番目でメダル」という快挙を成し遂げた。