【明治安田生命J2リーグ】町田 1-3 千葉(7月22日/町田GIONスタジアム)
FC町田ゼルビアは22日、明治安田生命J2リーグ第27節でジェフユナイテッド千葉と対戦。1-3で敗れ、リーグ戦では8試合ぶりの黒星となった。
勝ち点54で首位に立つ町田は、前節のブラウブリッツ秋田が秋田県内の大雨の影響で延期となり、およそ2週間ぶりのリーグ戦を迎えた。15位の千葉(勝ち点32)を町田GIONスタジアムに迎えた一戦では、期待の新戦力であるバスケス・バイロンがついにスタメン出場。黒田剛監督の下、青森山田高校時代に全国高等学校サッカー選手権大会へと導いたレフティーが"天空の城"のピッチに立った。
試合は序盤からアウェイの千葉に攻め込まれる時間が続くと、10分にはセットプレーから鈴木大輔にゴールネットを揺らされた。失点直後の13分には平河悠がボックス中央から積極的に狙う。このシュートはゴール右へと外れたが、徐々に町田がチャンスを作っていく。ところが27分、池田樹雷人がボックス内でハンドを取られてPKを献上。これを小森飛絢に決められて、前半は2点ビハインドで終えた。
ハーフタイムで翁長聖と下田北斗を下げて、荒木駿太と宇野禅斗を送り出すなど早めに交替カードを切る。53分にはエリキのパスからボックス内のデュークが左ポストを叩く惜しいシュートを放つなど、シュートが増えていった。
しかし千葉の集中したブロックを崩せずに時間は経過。それでも72分には右サイドでボールを持ったバスケス・バイロンが左足で入れたインスイングのボールにデュークが頭で合わせる。これがゴールネットを揺らして、ようやく1点を返した。
ところが直後の73分、見木友哉のミドルシュートをポープ・ウィリアムが防ぎきれずに後逸し、再び2点差となった。78分には裏に抜け出したデュークが決定機を迎えるが決めきれず。
試合終盤も町田が猛攻を仕掛けるがゴールが遠く、そのまま試合終了のホイッスル。前半の失点が響いた町田は、リーグ戦8試合ぶりの黒星となった。
(ABEMA/ゼルつく)