7月20日にMAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島で行われた『マイナビオールスターゲーム2023』で、目の覚めるような特大アーチを放ちMVPを獲得した北海道日本ハムファイターズの若き主砲・万波中正と、前夜に行われた第1戦(バンテリンドームナゴヤ )で特大の“確信弾”を放ってMVPを獲得した福岡ソフトバンクホークスの柳田悠岐。パ・リーグ屈指のスラッガーである2選手が、試合前に見せた“チームの垣根を越えた交流”に、野球ファンからの注目が集まっている。
【映像】柳田が豪快スイングで打撃をアドバイスする瞬間
7月21日放送のABEMA『バズ!パ・リーグ』では、パ・リーグの圧勝ともいうべき形で幕を閉じたオールスターゲームについて改めて振り返ることとなったが、その際に流れたVTRでは、試合前のベンチ裏で、柳田と万波がバットを持ち、身振り手振りを加えながら、なにやら話し込んでいる光景が。このひとコマ、福岡ソフトバンクホークスの公式YouTubeチャンネル上に投稿された動画でも詳細を確認することができるもので、実はホームランダービー前に撮られた光景だ。この場面では、万波がバットのヘッドが下がるという点について柳田にアドバイスを求めているようで、それに対し柳田は、自らもバットを握り、髪をなびかせながらスイングを披露。チームの垣根を越える形で“柳田塾”が開かれた形となっていた模様だ。
こうした“柳田塾”の成果が早くも現れたのか、その後に行われた本戦では、“球種予告”で臨む横浜DeNAベイスターズのバウアーに対し万波は、ファウルで粘った末に、ヘッドをさげずに2夜連続となる豪快なアーチを架け、MVPを獲得することに。そのため、ネット上の野球ファンからは「ギータ塾豪華すぎる 年齢やチーム関係なく選手が近くに集まってくるギータのスター性と慕われ力やっぱりすごい、、、!」「ギータ様の素振りスゴい! 万波くんギータ塾よかったね!」「日ハムファンですが何かほっこりしました」「ハムファンです。ギータさん万中のことまで、ありがとうございました」「ギータ塾、由伸くんに朗希くんに中嶋監督まで見学してるのおもしろい」「ギータって一流選手が憧れる存在なんだなと、改めて見せつけられたオールスターだったなあ。」といった様々な反響が続々と寄せられることとなった。
豪快すぎる“変態弾”を放つ柳田と、そんな柳田の“変態弾”を彷彿とさせるアーチに加え、最近では怪力&技アリのアーチも披露し始めている万波。“師弟”とはいえ、今季はともに本塁打王のタイトルを賭けたライバル同士でもあるだけに、後半戦、それぞれがどのような形で打棒を炸裂させることとなるのか、注目したいところだ。
(ABEMA『バズ!パ・リーグ』)