麻雀プロ団体・最高位戦日本プロ麻雀協会の最高峰タイトル「最高位」の決定戦進出を争うA1リーグの第8節が7月26日に行われ、b卓は村上淳がトップなしながらポイントを積み上げ、僅差の卓内トップを取った。
【映像】最高位戦日本プロ麻雀協会のプロも多数参戦するプロ麻雀リーグ「Mリーグ」
村上は前節を終えてトータル暫定4位と、今回の卓の中では最も決定戦に近い位置にいた。1回戦から大きな2着を取ると、続く2回戦も2着。3回戦は3着と、堅実な戦いが続いた。最終4回戦はオーラスでトップ目ながら新井啓文に放銃し2着フィニッシュ。それでも4戦中2着3回、ラスなしという結果から、ポイントではトップなしながら卓内トップを取るという珍しいパターンになった。
試合後、村上は「この一日トップこそないが卓内で一番勝てたのも最高位戦のルールの面白いところ。最後のリーチこそ上がればトップを取れたかもしれないが、なんとか耐えることができた。決定戦に向けてプラスを少しでも積み重ねることができてよかった。勝因は今日食べたカツ丼かな」と、しぶとい戦いの中での勝利を喜んでいた。
【試合結果】
1位 村上淳 +42.9
2位 朝倉康心 +22.4
3位 近藤誠一 ▲13.9
4位 新井啓文 ▲53.4
◆最高位 最高位戦日本プロ麻雀協会の最高峰タイトル。A1リーグは全12節、48半荘のリーグ戦を行い、上位3人と前年優勝の最高位の4人で決定戦を行う。決定戦は1日に半荘4回戦の5日制で、計20回戦行われる。
◆最高位戦日本プロ麻雀協会 1976年に設立。東京、関西、東海、北海道、新潟、九州、東北に拠点があり、所属会員数は約700人。主なプロは金子正輝、近藤誠一、村上淳、鈴木たろう、石橋伸洋、茅森早香、石井あや、大平亜季ら。主催タイトル戦は最高位、女流最高位、最高位戦Classic、發王戦、新輝戦、女流名人戦、新人王戦。代表理事・新津潔。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)