将棋の順位戦B級1組3回戦が7月27日に行われ、羽生善治九段(52)と佐藤康光九段(53)が現在対局中だ。ABEMAの中継には、初代竜王の島朗九段(60)が出演。解説の合間には、最近ネコを飼い始めたエピソードを披露し「生活が激変した」と困り顔ながらメロメロな表情を見せ、視聴者を爆笑させていた。
将棋界きってのエピソードの多さを誇る島九段。この日も解説の合間に「私も良い年なので自分の人生にそんなに変化を求めていなかったんですけど、5月の末に思いがけぬ大変化がありまして…」と切り出した。“大変化”とは、愛猫との出会い。自宅の敷地内に野良猫が仔猫を産んで行ったことをきっかけに、その赤ちゃん猫を飼うことを決断したという。「その日から不眠不休の生活が始まって生活は激変。私は60歳からの初ネコ育てなので正直キツイんです」と苦労を語ったが、「これがね~、本当に…めちゃくちゃにかわいいんですよ~!」と目じりは下がりっぱなし。自ら「溺愛している」と話し、「正直今日も家に帰るのが楽しみで仕方がない。ネコの合間に対局しているというわけではないですけど(笑)」とウキウキの様子だった。
以前はダンゴムシ研究に並々ならぬ情熱を傾け、200~300匹ほどを飼育していた島九段。「ダンゴムシはかわいいですよ。犬とか猫より手がかかりません。しゃべらないのでこちらが察しないといけませんが」と熱心に語っていたが、現在の愛情はネコ一本。動画サイトでもネコ動画を視聴して勉強しているといい、「将棋もこれくらいの熱心さが欲しいところですよね~」と自虐でトークを締めていた。
並々ならぬ猫愛を語る島九段だが、聞き手の貞升南女流二段に「ネコちゃんのお名前は?」と問われると「ちょっとそれは恥ずかしい!」と突然の照れ笑い。視聴者からは「猫おじさんになってるw」「早く帰りたい島先生w」「島先生やさしいね」「飼ってもらえてよかった~」「合間にw」「わかるわかる」「ニャンニャン沼」「猫ちゃん幸せやね」「すごい猫愛」「先生、わかるー」と多くのコメントが寄せられていた。
(ABEMA/将棋チャンネルより)