日本代表・遠藤航選手がドイツ代表のジャマル・ムシアラについて「嫌な選手」だと評した。
この日の放送では7月29日(土)にブンデスリーガジャパンツアー2023で来日、国立競技場で川崎フロンターレと対戦するドイツ・ブンデスリーガの絶対王者・バイエルンを特集。同クラブは現在ブンデスリーガで11連覇中と、通算33回のリーグ優勝を誇る超名門だ。
さらに、カタールW杯以来となるドイツ代表対日本代表の国際親善試合が9月9日(日本時間10日)に予定されており、バイエルン所属のムシアラの活躍も期待される。
ムシアラは2019年にチェルシーからバイエルンに移籍し。2020年6月のフライブルク戦に17歳115日という、バイエルン最年少記録でブンデスリーガデビューを果たした。2022-23シーズンのリーグ最終節のケルン戦では試合終了間際に決勝弾を放ち、チームの勝利に貢献している。
番組ではムシアラ選手とドイツでの対戦経験がある、日本代表新キャプテン・遠藤航選手にインタビューを実施した。
インタビュアーの元日本代表・槙野智章氏が「いい選手ですか?」と問いかけると、遠藤選手は頷いて「ボールを奪われないというかタッチが独特で、常にボールを触れるところに置いているので、本当にやっていて嫌な選手」とムシアラを評した。
番組ではバイエルン対シュトゥットガルト戦の一場面をVTRで紹介。それは遠藤の目の前でムシアラにDF4人が翻弄されているもので、槙野氏は「実際に対戦してみてどうだったか?」と問いかけた。
遠藤選手は「常にボールに触っているんです。ワンタッチで進むたびにボールにちょっとずつ触っている。これがなかなかできない」とムシアラのテクニックを分析。DFの目線で「足を出しづらいし、キックフェイントとかもできるのでボールの奪いどころを探すのが難しい」と続けた。
「ムシアラをどう止めるのか?」と問われた遠藤は「個人的には飛び込まないというか、ずっと正対しておくのが一番いいのかなと」と回答。理由については「変に足を出し過ぎると、(ムシアラが)足を出すタイミングをうかがって、タイミングを外してドリブルしてくる」と説明した。
インタビューVTRを観た日向坂46の影山優佳はムシアラについて「足元に吸い付くボール、すごすぎますよね」と絶賛。9月の親善試合での遠藤とのマッチアップにも期待を寄せた。