7月21日放送のABEMA『バズ!パ・リーグ』に、元・千葉ロッテマリーンズの正捕手で野球解説者の里崎智也氏が出演。古巣・ロッテの現状を考察した上で、“後半戦の鍵”について言及した。

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「ちょっと防御率が下がってきてるんですよ。一時に比べるとね。」と、若きエース・佐々木朗希をはじめ、先発投手陣の踏ん張りによって勝ち星を重ねていた時期と比べ、直近ではチーム防御率が悪化していると指摘。続けて里崎氏は「小島(和哉)とか、打たれたりもしてるし。リリーフも…だから先発整備と、リリーフが打たれてるっていうところもあるんで、これまで勝ってきたように、先発投手とリリーフの投手陣の防御率をしっかり整えて、強みを出していきたいですよね。」と、まずは先発・リリーフともに、投手陣全体の建て直しが急務であると指摘。「やっぱ打ち合いは勝てない。ロッテは。1試合はあるかもしれないが、トータルで打ち合いで臨むような打撃陣を誇ってるわけじゃないんで。足を使いながらいろんなところで点をとっていくというところでは、もう1回ね。投手陣の整備は必要かなと」と、チーム得点数293(※7月26日時点)とリーグ4位と、“打ち合い”で勝てるタイプのチームではないだけに、安定した投手陣と、足を使った機動力野球での勝負を理想とすべきであると強調した。

なお、里崎氏は5月19日の放送でも、当時、好調だったロッテについて「過去も優勝争いしたときは、相手のミスを着実にモノにする。で、自分たちはミスをしないっていう野球が、最近はできているかなっていうところもあるんで。」と、相手のミスを突いて勝つ野球ができていると評価しつつ、好調を維持するためには「先発次第っていうところもありますけど」と、あくまで先発陣の踏ん張りが必須であると指摘していた。