「世界水泳福岡2023」14日目が7月27日に行われ、ハイダイビング男子決勝に、男女通じて日本唯一の競技者である荒田恭兵が登場した。日本人初出場で20位に入った荒田だが、実は東尋坊の断崖絶壁で練習していた。
荒田は25日に行われた前半の2本目終了時は22位だったが、後半は計222・65点で20位まで順位を上げ20位で大会を終えた。優勝はルーマニアのコンスタンティン・ポポビッチが圧巻の演技で金メダルを獲得した。
地上27メートルの高さから飛び込むこの競技。国内初開催となるハイダイビングに「すごすぎる!」「信じられない光景」「高すぎて画面越しでも震える」などとネット上でも話題になっている。
荒田は普段の練習場所の一つとして福井県の東尋坊を自身のSNSでも紹介している。観光スポットとしても知られる東尋坊の高さは約25m。「ここで飛ぶ事を言うとみんな揃って怪訝そうな顔をする。でもそれは大多数の持ってる負のイメージでしかない。自分にとって東尋坊は“崖も海も綺麗な練習場所”です」と語っている。
男子は27mというビル9階相当の高さから飛び込むエクストリームスポーツ、そのスリリングさが話題になっている種目でもある。ハイダイビングから今後も目が離せない。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)