「世界水泳福岡2023」16日目が7月29日に行われ、競泳・男子100メートルバタフライ決勝で、松元克央が6位。2019年大会の200メートル自由形・銀以来のメダル獲得には届かなかった。
松元は今年の日本選手権・100メートルバタフライで、2022年世界水泳・銀メダリストの水沼尚輝を抑えて優勝。その水沼が予選敗退となるなか、日本勢で唯一進出した昨日28日の準決勝では後半50メートルで追い上げる泳ぎで1組目の4位、全体7位の51秒16で決勝進出を果たした。
迎えた今日の決勝では6位入賞。メダルには一歩及ばなかった。優勝は50秒14を記録したマキシム・グルセ(フランス)。
レース後のインタビューで「これ以上はないほど力を出し切ったので、すごく今は気分が良いです」と得意の自由形ではなく、バタフライで決勝進出を果たした舞台を振り返った。
松元は2019年の世界水泳・200メートル自由形で銀メダル。2021年の東京五輪でも同種目で代表入りし、17位。2022年の世界水泳では12位の成績を残していた。今大会の自由形は、100メートルが予選21位で敗退。200メートルはスイムオフの末、準決勝8位で敗退していた。100メートルバタフライではメダルは逃したものの、決勝進出し、世界の大舞台に返り咲いた。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)