「世界水泳福岡2023」17日目が7月30日に行われ、競泳・男子400メートルメドレーリレー決勝で日本(入江陵介、渡辺一平、水沼尚輝、松元克央)が6位。女子400メートルメドレーリレー(白井璃緒、青木玲緒樹、相馬あい、池江璃花子)は6位。ともに入賞を果たし、地元の大声援を受けて最終日・最後の種目で力を出し切った。
男子は、今日30日に行われた予選で7位、3分32秒36のタイムで決勝進出。迎えた決勝ではの3分32秒58タイムで6位に入った。女子は予選で8位、3分58秒58を記録。決勝では3分58秒02で6位に入った。それぞれ決勝では予選を上回るタイム・順位を記録。メダルには届かなかったが、チームの力を出し切った決勝レースだった。
今大会最後の競技を終え、競泳日本代表チームのキャプテン・入江陵介は「この世界水泳は調子が良くなかったので、非常に苦しみながらだったんですけど、すごく後輩たちに助けられましたし、心強く最後のメドレーリレーを泳ぐことができたので…楽しかったです」とコメント。
男子の後に女子の決勝が行われるという競技進行のなか、大トリを飾る女子400メートルメドレーリレー代表の4人に向けて「個々が最高のレースをして、チームがパリに向かうという強い気持ちを持ったレースを、最後見られたら嬉しいかなと思います」と語った。8大会連続で世界水泳に出場したベテランが、来年に控えるパリ五輪に今大会の想いを繋いだ。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)