将棋の竜王戦挑戦者決定三番勝負第1局が7月31日に行われ、永瀬拓矢王座(30)と伊藤匠六段(20)が現在対局中だ。難解な中盤戦では、伊藤六段が本戦トーナメントを勝ち上がった勢いそのままに強い踏み込みを見せペースを握ったと見られており、今後の終盤戦に向けて注目度が高まっている。藤井聡太竜王(名人、王位、叡王、棋王、王将、棋聖、21)への挑戦権獲得に向けて先勝を飾るのはどちらか。
【中継】永瀬王座VS伊藤六段 注目の挑決第1局は白熱の終盤戦へ突入(生中継中)
注目の三番勝負第1局は、後手の永瀬王座が一手損角換わりへと誘導した。通例の腰掛け銀へと合流すると、難解な中盤戦へと展開。永瀬王座が強く角を出る決断に対し、伊藤六段も1時間4分の長考で敵陣目掛けて角を打ち付けて決戦に出ると一気に激しさを増した。
攻め合いからABEMAの「SHOGI AI」はわずかに伊藤六段に向かって傾きを見せており、白熱の終盤戦でどのような結末を迎えるか大きな注目が集まっている。本局の持ち時間は各5時間。ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。
【夕食の注文】
永瀬拓矢王座 生姜焼き定食(肉一枚追加)、みそ汁
伊藤匠六段 ミックスフライ定食(ヒレ・ロース・エビ)、味噌汁
【夕食休憩時の残り持ち時間】
▲伊藤匠六段 2時間2分(消費2時間58分)
△永瀬拓矢王座 1時間19分(消費3時間41分)
(ABEMA/将棋チャンネルより)