麻雀プロ団体・日本プロ麻雀協会の最高峰タイトル「雀王」へ挑戦する決定戦進出をかけた雀王戦A1リーグの第7節C卓(5人打ち)が8月7日に行われ、須田良規が卓内トップを取った。

【映像】日本プロ麻雀協会のプロもプレーする「Mリーグ」

 リーグ上位3位以内の決定戦進出圏内にいた須田が、今節もきっちり数字を積み上げた。1回戦は3着争いに敗れラスに沈んだが、その後自身の2回戦、3回戦と連勝を飾りポイントを伸ばした。最終戦では一時トップ目に立ち3連勝も見えていたが最終的に3着に。それでも1日トータルして見ればきっちりとプラスポイントを持ち帰ることに成功した。

 決定戦進出となれば第9期以来13年ぶり。協会設立時より活躍する大ベテランは久しぶりの決定戦へ近づいている。「最終戦の選択で少し後悔してる部分はありますが、現状いい位置につけられているので、久しぶりの決定戦に進めるように残り試合もしっかり打っていきます」と意気込んでいた。

【試合結果】

1位 須田良規 +52.8
2位 松本吉弘 +35.4
3位 田幸浩 +10.8
4位 矢島亨 ▲31.6
5位 田内翼 ▲68.4

 ◆雀王 日本プロ麻雀協会の最高峰タイトル。1年をかけてリーグ戦を行う。最上位のA1リーグ(15人)は全10節を戦い、上位3人が決定戦に進出。前年度優勝の雀王を含めた4人で争う。決定戦は4日に分けて、半荘20回戦を行う。

 ◆日本プロ麻雀協会 2001年に設立。主なタイトル戦は雀王、雀竜位、女流雀王、日本オープンなど。五十嵐毅代表理事。
(C)麻雀スリアロチャンネル

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