30代に突入した高畑充希の座右の銘は「生きているだけで超エラい!」なのだろう。1959年の発売以降、世界中で愛され続けている人気なファッションドールを実写映画化した『バービー』(8月11日公開)で主人公・バービー役の日本語吹き替え版声優に抜擢。完璧を求めず、常にしなやかにいる高畑を形作ったもの、そしてたどりついた結論を自身の口から明かしてくれた。
どんな自分にでもなれる完璧で夢のような日々が続く“バービーランド”から、バービー(マーゴット・ロビー)とケン(ライアン・ゴズリング)は悩みの尽きない人間の世界へと旅立っていく…。誰もが憧れる「完璧」という頂点。しかし高畑の辞書に「完璧」という文字はないようだ。そこには8代目ピーターパンをはじめ、ミュージカル舞台で俳優として研鑽を重ねてきた経験が関係している。