夏になると各地で相次ぐ雷の発生。そんな雷の動きを捉えた映像がネット上で話題となっている。
雲研究者の荒木健太郎さんが友人(佐々木恭子さん)から借りた映像をSNS上に投稿したこの動画(@arakencloud)は、発達中の雷雲をスマートフォンのカメラを使ってスロー撮影したもの。通常、肉眼で見ていると閃光とともに一瞬で終わってしまう稲妻が、植物の根のように枝分かれする形で広がっていく光景は、単なる自然現象とは思い難いほど、映画のような芸術的な趣さえ感じさせる。
また、別日に撮影された動画では、雲の隙間を縫うように龍のごとく登る動きを見せる雷や、『ポケットモンスター』シリーズの人気キャラクター・ピカチュウの放電技を彷彿とさせるようなダイナミックな雷も。いずれも大自然の持つ不思議な力を感じさせるものとなっている。
こうした雷の持つ不思議な魅力が話題となり動画の再生回数は既に60万回を突破。実際に動画を観たネット上の人々からは「これはすごいです…」「ラピュタみたい」「ヤバい」「ドラゴンが現れる」「まさに龍の巣」「やっぱ、地面から空に向かって行くんだねぇ。「落雷」という字面から受ける印象とは逆なんだな。」といった様々な反響が寄せられている。(ABEMA『週刊BUZZ動画』)