老舗鋳物屋が投稿したなんとも不思議な動画がネット上で話題となっている。
1927年創業、100年近い歴史を持つの老舗鋳物屋・木村鋳造所の公式アカウント(@KimuraFoundry)が投稿したこの動画は、溶かした金属を使って「X」という文字を鋳造する光景を収めたもの。グラグラと煮えたぎった灼熱の金属を流し込んだばかりの頃は、赤々としており、見るからに熱そうな雰囲気だが、その後、色が変わって、クールダウンできた様子。しかし、一見冷えたように見えるものの、この状態で「X」の上に紙を置いてみるとみるみる燃え上がることに。これら一連の光景は、金属を流し込んでから20分後までのものだというが、改めて金属というものが、熱を保ちやすい性質を持っていることがよくわかる内容となっている。
最近何かと話題の「X」という文字が、“ものづくりの匠”によって形作られていくというこの光景に、動画の再生回数は120万回を突破。また、ネット上の人々からは「ターミネーターのあのメロディが流れてくる感がある!笑」「おぉー!かっこいい!!」「映画の始まりみたい」「見入ってしまいますね」「イーロン氏からオファーきてませんか?」「これがホントのプロジェクトX」といった様々な声が寄せられている。(ABEMA『週刊BUZZ動画』)