三笘薫はやっぱりすごかった…。プレミアリーグ挑戦1年目で日本人選手最多得点を樹立した数字もさることながら、動きも、コースも、タイミングもどれも超一級品のゴールの数々。新シーズンの期待値がますます高まる昨季ゴール集を見た元日本代表・槙野智章と、番組スペシャルサポーター 影山優佳も思わず感嘆の声をもらした。
川崎フロンターレを退団後、ベルギー1部への期限付き移籍を経て、2022-2023シーズンにプレミアリーグデビューを果たしたブライトンの三笘薫。
「ABEMAスポーツタイム」では、三笘を特集。番組のコメンテーターを務める元日本代表・槙野智章氏は「野球で言ったら大谷翔平選手、サッカーだったら三笘選手が日本にポジティブなニュースをもたらしてくれている」とコメント。「日本のサッカー少年たちが一番注目している選手」と三笘を称賛した。
番組では、三笘選手が昨季のリーグ戦で決めた7ゴールのうち、数プレーを映像付きで紹介。プレミア初得点となった第15節・ウルヴァーハンプトン戦、第7節・ボーンマス戦は、三笘の“意外な特技”に焦点が当たった。
日本時代からほとんど見ることのなかったヘディングでゴールを挙げたのだ。なにより「ドリブル」を中心としたスピードとテクニックが最大のウリとされてきた選手だけに、槙野氏も「日本の時にはあまりなかった。プレミアに行ってから、プレーの幅もゴールの種類も増えました」とその成長ぶりに言及した。
第21節・レスター戦では、相手との1対1から中央へカットインしながら強烈なミドルをサイドネットに突き刺した。“まるでデル・ピエロだ”と話題になったシーズンベスト級のゴールには、影山も「清々しい…」と思わず目を見開いた。
三笘にとって2年目となるプレミアはすでに開幕し、第1節・ルートンタウン戦では、いきなり初アシストを挙げ、勝利に貢献。今季初ゴールこそならなかったものの、昨季と同様かそれ以上の輝きを放ち、期待感を示した。初ゴールは“頭”か“足”か──。
(ABEMAスポーツタイム)