市場価値235億円の男はやっぱり次元が違った。弱冠20歳の“ドイツの至宝”が、FIFAワールドカップカタール2022に出場した日本代表の鬼プレスを受けて、まるで闘牛士な身のこなしでいとも簡単に突破。“ムシアラ・ターン”と名付けられた必殺技に、元日向坂46の影山優佳も大興奮となった。
【映像】必殺ターンで日本代表が瞬殺される瞬間
8月13日(日)に放送された『ABEMAスポーツタイム』(ABEMA)内では、日本時間18日(金)に開幕するドイツ・ブンデスリーガを特集した。番組内ではリーグ11連覇中の“絶対王者”バイエルンのエースであり、20歳で市場価値が推定で235億円あると言われるジャマル・ムシアラのテクニックをピックアップした。
番組では7月29日に国立競技場で行われた『2023 ブンデスリーガジャパンツアー』のFCバイエルン・ミュンヘンvs川崎フロンターレの映像を元にムシアラのプレーを解説。特に注目を集めたのが30分のシーンだった。
自陣左サイドに降りてボールを受けたムシアラ。そこに日本代表DF山根視来がボールを奪おうと激しく体をぶつける。しかしムシアラは、山根の押す力を利用してくるりと反転。そのまま入れ替わるような形で、前を向いてボールを運び出した。以前からムシアラを注目選手に挙げていた影山は目の前で繰り広げられたスーパープレーに「うわー!!!」と興奮した。
元日本代表DFでありメインコメンテーターの槙野智章氏は“ムシアラ・ターン”について、「山根選手が体を寄せてきた強さ、スピードをうまく利用してターンしている」、「相手がさわれない位置にボールを置く」「右足で止めて右足で止めた後の右左のダブルタッチ」と、ムシアラが優れている3つのポイントを紹介した。
スタジオでは、槙野の指導の下、影山がムシアラ・ターンに挑戦。槙野を相手にムシアラを彷彿とさせる鋭いターンで交わすと、スタジオからは拍手が起こる。さらにメインコメンテーターの川﨑宗則からは“ムシアラ”をもじって“カゲアラ”と命名されるなど笑いが起こった。
(ABEMAスポーツタイム)