麻雀プロ団体・日本プロ麻雀協会の最高峰タイトル「雀王」へ挑戦する決定戦進出をかけた雀王戦A1リーグの第8節C卓(5人打ち)が8月21日に行われ、田幸浩が卓内トップを取った。

【映像】日本プロ麻雀協会のプロもプレーする「Mリーグ」

 リーグ残留に向けては、これ以上マイナスポイントを増やせない田幸だったが、1回戦は痛恨のラススタート。それでも気合を入れ直したのか2回戦以降は2着、トップ、トップを大きなポイントを獲得。卓内トップも獲得すると、トータルでも暫定順位を1つ上げ、残留のためのボーダーラインまで約250ポイントと大きく差をつけた。

 試合後は「(3回戦で)トップを取った時、『トップってこんなに嬉しいんだな』と思いました。現実的に残留できそうな位置まで来ましたが、最後まで気を抜かずにがんばります」と、喜びに浸っていた。

【試合結果】

1位 田幸浩 +78.7
2位 仲林圭 +49.5
3位 堀慎吾 +27.8
4位 鈴木ケンタ ▲56.6
5位 下石戟 ▲99.4

 ◆雀王 日本プロ麻雀協会の最高峰タイトル。1年をかけてリーグ戦を行う。最上位のA1リーグ(15人)は全10節を戦い、上位3人が決定戦に進出。前年度優勝の雀王を含めた4人で争う。決定戦は4日に分けて、半荘20回戦を行う。

 ◆日本プロ麻雀協会 2001年に設立。主なタイトル戦は雀王、雀竜位、女流雀王、日本オープンなど。五十嵐毅代表理事。
ABEMA/麻雀チャンネルより)

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