【プレミアリーグ】リヴァプール3-1ボーンマス(日本時間8月19日/アンフィールド)
【映像】遠藤航、デビューまで衝撃の4分間
クロップ監督も、遠藤航も、こんなドタバタ劇は想像していなかっただろう。リヴァプールは味方の退場により中盤の枚数が足りなくなり、日本代表MFは急遽準備。その間にチームは追加点を奪い、場内の熱も冷めやらぬまま、遠藤は慌ただしく新天地デビューを飾った。
リヴァプールが2-1でリードして迎えた58分、今季ブライトンから加入したアルゼンチン代表アレクシス・マクアリスターが、危険なファウルを犯したとして退場となった。アンカーのポジションで出場していた攻守のキーマンが不在となったことで、前日にリヴァプールに加入したばかりの遠藤航が急遽、出場に向けてユニフォームに着替え始めた。
すると62分、ディオゴ・ジョタが追加点を奪取。アンフィールドが歓喜に揺れる中、遠藤は準備を済ませ、クロップ監督の右腕であるアシスタントコーチ、ペーター・クラビーツと慌ただしく“予習”をして、コーディ・ガクポと代わる形でピッチに入った。
遠藤のリヴァプールデビューは「加入翌日の試合でベンチ入り」「味方の退場から4分間で準備」「その間にゴールが決まる」という怒涛の連続だった。この想定外の中でも日本代表キャプテンはチームの今季初勝利に貢献し、指揮官とサポーターの期待に応えてみせた。
(ABEMA/プレミアリーグ)