ラピュタの飛行石のような、不思議な磁石の力を感じさせる動画がネット上で話題となっている。
南国の海と岩礁を彷彿とさせる美しい結晶に挟まれる形で、なぜか浮遊して回転し続ける磁石。もしこんなオブジェやおもちゃがあったとしたら、しばらく漫然と眺めてしまいそうだが、このなんとも不思議な結晶と磁石、投稿者(@dydt_Nao)によると、「ビスマス」(蒼鉛/Bi)という元素の持つ、磁力に反発する力「反磁性」の性質を利用したものなのだという。要はその「反磁性」を持つビスマスの結晶と結晶の間に磁石を配置することで、このような摩訶不思議な光景を作り出すことに成功しているというわけだ。なお、この結晶そのものは、投稿者は素材として購入した「ビスマス」を自分で溶かし、わざわざ“自作”したものなのだという。
ファンタジー作品のアイテムのような、なんとも不思議な雰囲気を醸しだすこの光景に、動画の再生回数は190万回を突破。また、ネット上の人々からは「これ手にしたら罠が作動してなんか敵が降ってきて扉が閉まるやつですね!」「すごく綺麗ですね!」「永久機関??」「おお…疲れた時とか延々眺めてられそう」「一生見てられます…」「飛行石!?」「MEブースト!」といった様々な声が寄せられている。(ABEMA『週刊BUZZ動画』)