処理水の海洋放出 対応遅れの一因、経産省タスクフォースによる「7年間の空理空論」とは? 倍速ニュース 2023/08/24 07:00 拡大する 8月24日から放出の見込みとなった福島第一原発のALPS処理水。その時期については以前から課題となっていたが、今回の決定になぜここまで時間がかかったのか? テレビ朝日社会部・原発担当の吉野実記者に話を聞いた。【映像】上空から見た福島第一原発━━そもそもALPS処理水とはどのようなものか?福島第一原発の1〜3号機では、原子炉内部に溶け落ちた880トンの燃料(燃料デブリ)を冷却するために水を入れて循環させている。その循環させる過程で、放射性物質で汚染された水が出てくるがこれを「多核種除去設備(ALPS)」に通した水をALPS処理水という。ALPS処理水はトリチウム以外の放射性物質については国で定める基準値未満まで取り除くことができる。 続きを読む 関連記事