日本プロ麻雀連盟の最高峰タイトル「鳳凰位」への挑戦権を争う、鳳凰戦A1リーグの第9節C卓が8月23日、東京都・夏目坂スタジオで行われ、前田直哉が卓内トップを取った。
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前節でも卓内トップを取り、トータルプラスにあと一歩のところまで迫っていた前田は、今節も奮起。1回戦を3着からスタートすると、2回戦トップ、3回戦2着でプラスに。最終4回戦でもこの日2度目のトップを取ったことで卓内トップとなり、ついにトータルポイントでもプラス域に戻った。
一時はリーグ最下位まで落ち込んでいただが、この2節で一気にポイントを伸ばして、トータルの暫定順位も6位に。「戦う姿勢を見せて、まだ下は見えますが上を狙っていきたい」と、決定戦進出を見据えていた。
【試合結果】
1位 前田直哉 +30.4
2位 藤島健二郎 +12.4
3位 古川孝次 ▲17.6
4位 勝又健志 ▲27.2
◆鳳凰位 日本プロ麻雀連盟のタイトルの1つで、30年以上の歴史がある同連盟最高峰タイトル。A~Eまで計11のリーグに分かれている。A1は12人で行われ、上位3人が前年度の鳳凰位と半荘16回戦でタイトルを争う。
◆日本プロ麻雀連盟 1981年に設立。森山茂和会長。ベテラン・中堅・若手と各大会・メディアで活躍するプロが多数所属する。現在の所属プロは業界最大規模となる600人以上。2016年に行われた「麻雀プロ団体日本一決定戦」でも優勝した。主なタイトル戦は鳳凰位、十段位、麻雀グランプリMAX、王位戦、麻雀マスターズ、女流桜花、プロクイーンなど。
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