8月26日に東京・アリーナ立川立飛で開催された「Breaking Down9」。レオと西島 恭平の対戦は、プロキックボクサーの西島が鮮やかなスピンキックでダウンを奪うなど判定5-0で圧勝。しかし“東大阪の不良”であるレオの身体能力の高さを「いい選手、人気が出そう。最初のこめおより才能がある」と朝倉未来が絶賛。レフェリーに悪態をつくなど、リングでもツッパリ続けた不良の未知のポテンシャルに注目が集まった。
オーディションから格闘実績は”親父狩り”と公言、東大阪の問題児として話題をさらったレオ。対戦相手の西島はヤンキー狩りで”教育”を掲げるプロキックボクサーだ。
圧倒的な経験の差の中で問題児が光るものを見せた。プロ相手に未経験の喧嘩屋レオが、ガンガン腕を振り回し応戦、カウンターで蹴りを貰ってもすぐに立ち上がる。しかし西島は、前へ出るレオに冷静にカウンターを合わせていく。
レオの負けん気の強さを象徴するシーンも…。西島のパンチでよろめきレフェリーが割って入ると「どけよ」と振りほどきすぐに応戦、足を止めの殴り合い。気持ちの強さに視聴者も「ちびっ子良いね」「根性あるな」と応援の声も聞こえる。
ここで経験の差が。西島は左ミドルと見せかけてのスピンキックでレオのアゴを鮮やかに振り抜きワンダウン。首が捻じれるような強烈な一撃で鼻から出血のレオ。しかし、すぐに立ち上がり戦う姿勢を崩さない。終了間際にも連打を貰いフラフラになりながらも、意地を見せ立ち続けたレオは1分間を戦い抜いた。
判定結果は5-0の大差で西島の勝利。それでも試合後も謙虚さの欠片もなくイキり通したレオは、レフェリーの腕を払い、さらに西島の勝利がコールされると、対戦相手の握手を拒否するなど、最後まで自らの姿勢を貫いた。
すると、ゲスト解説・安保瑠輝也が「格闘技を教えたい」とレオを称賛。さらに解説の朝倉未来も「いい選手、人気が出そう。最初のこめおより才能があると思う」とボロ負けでも思わぬ高評価を下し、絶賛した。ネット上でも悪童を貫くキャラに「強くなって戻ってこい」「あの後ろ回しを食らってすぐ立てるのは凄いと思う」「また出て欲しい」など、ポテンシャルの高さに期待する声が多く聞かれた。