26日に東京都・アリーナ立川立飛で開催された『喧嘩道 presents BreakingDown9』。所沢のタイソンとおくのたかしのケンカマッチは、おくのが路上3000戦無敗の幻想を打ち崩すパンチの連打。所沢の伝説のケンカ屋が逃げるように背中を向け、戦意喪失する姿に衝撃が走った。
前日会見への欠席でも物議を呼んだ自称“喧嘩3000戦無敗”こと所沢のタイソンと、”メイウェザーに花束を投げつけた男”こと、ごぼうの党・おくのの大会屈指の注目対決。前日のドタキャン行為に、おくのは「ブタに興味ない、養豚場送りにしてやる」と批判のトーンも最高潮のまま拳を交えることとなった。
所沢のタイソンが花束を落とすオマージュではじまった遺恨マッチは想像を絶する意外な形で勝敗を決した。
序盤タイソンの攻撃に逃亡するおくのに失笑が漏れるなか、突進するタイソンにおくのが突然パンチを連打。後ろを向き俯いたまま、ケージにもたれかかって動かないタイソンは戦意を喪失。まさかのストップとなった。
自称「3000戦無敗」が、背中を向けて敵前逃亡するまさかの展開に視聴者も反応。「無敗じゃなくなった…」「まさかの試合放棄」「そんなに食らってないやろ」「影武者じゃないのか?」「途中まで逃げてた人に一発で負けるのはじめて観たw」といったツッコミも飛び交った。
まさかの展開に実況陣も唖然、川尻達也は「なにを言っていいか判らない…想像と違う」と困惑。昇侍も「思いのほかメンタルが弱かった、完全に心が折れてましたね」と言葉少なに続いた。