26日に東京都・アリーナ立川立飛で開催された『喧嘩道 presents BreakingDown9』。サム・ルサガラと小柴亮太の対決は、ピーター・アーツからの刺客であるルサガラが右一発で衝撃のKO勝ち。勝利後はイタリアの伊達男らしく(?)両サイドのラウンドガールの肩をグイッと抱き寄せ勝利の余韻に浸ったが、対照的にラウンドガールの笑顔は心なしか引きつり気味。自由奔放な勝者の振る舞いに対して「はしゃぎすぎ」といった苦言も寄せられた。
ピーター・アーツのイチ推し、しかも過去戦歴で“KO率100%”の激ヤバ・キックボクサーであるルサガラ。「ラッパーと格闘家の二刀流で成功してやる」と公言するキャラ強めのギラギラぶりに噛み付いたのが、恵まれた身体能力を持つBreakingDown無敗男の小柴だ。
しかし、身体能力オバケも”アーツ軍団の秘密兵器”を沈めることはできず。長いリーチに翻弄され、振り回しの右フックを貰って撃沈。ゆっくりと後ろに倒れ、悶絶したまま悔しいゴングを聞いた。
開始19秒でのあっけないエンド。わずかパンチ4発で仕留めたルサガラに、視聴者からは「怪獣だ」「化け物」「身体つきからしてヤバい」と驚きの声多数。
試合後、小柴と健闘を称え合うハグをかわすも、いまだ興奮が収まらない様子のルサガラ。「どうぞ」とリング中央に招き入れようとするラウンドガールも、そんなルサガラの勢いに思わず後ずさり気味…。その後、ようやく一列に並ぶも突如2人の肩をグイッと抱き寄せ、「モテてしゃーない」ばりのマッスルポーズ。終始マイペースのルサガラにファンからは「はしゃぎすぎ」など苦言も寄せられたが、そんな奔放なイタリアの伊達男をよそに、ラウンドガールは淡々と役割をこなしていた。