将棋の永瀬拓矢王座(30)に藤井聡太竜王・名人(王位、叡王、棋王、王将、棋聖、21)が挑戦する第70期王座戦五番勝負が8月31日、神奈川県秦野市の「元湯陣屋」で開幕した。過去のタイトル戦でもスーツ姿で対局に臨んでいた永瀬王座だが、今期は対局規定の変更を受け“戦闘服”を和服にチェンジ。凛々しい和装姿に、ファンからは驚きの声とともに「すごい闘志だ」「めっちゃお似合い!」のコメントが寄せられていた。
永瀬王座の「名誉王座」獲得か、藤井竜王・名人の前人未踏の「八冠制覇」か。将棋界を飛び出すほど大注目を集めるシリーズが始まった。開幕局は、数々の名局が生まれた“将棋の聖地”で、棋史に残る事件の一つ“陣屋事件”の舞台となった地でもある「元湯陣屋」で行われている。通常、挑戦者が先に対局室に姿を見せることが多いが、本局ではタイトルホルダーの永瀬王座が先の入室となった。
前年までの防衛戦など、永瀬王座の“戦闘服”と言えばスーツが定跡だったが、この日は和服姿で入室。タイトル戦では2020年の王座戦以来の和装に、ABEMAのコメント欄にも「スーツじゃない!?」「永瀬王座和服だー!!」の声が寄せられた。
早指し棋戦を除き、タイトル戦ではスーツを着用して戦いに臨んできた永瀬王座だが、今期の五番勝負では対局規定で和服が原則義務となったことを受け、ルールに従う形となったようだ。ファンは驚きとともに、凛々しい和服姿に、「すごい闘志だ」「めっちゃお似合い!」「やっぱかっこいいよ」とのコメントが上げられていた。
(ABEMA/将棋チャンネルより)