図鑑などに登場するイメージ図や模型の写真で、なんとなくその雰囲気は伝わってくるものの、一体どのような生態だったのかという点では、いまひとつイメージしづらい古代の生物たち。今回ご紹介する動画は、そんな古代の生物の1つ、「サカバンバスピス」という古代魚をモデルとした魚型のロボットが、実際に泳いでいる姿を収めたものだ。
九州大学工学部船舶海洋工学科の福田雄さん(@harumio1529)が投稿したこの動画に登場するのは、一頃、ネット上の一部で話題となった古代魚「サカバンバスピス」をモデルにした魚型のロボット。福田さんによると実はこのロボット、オープンキャンパスに向けて制作されたもので、なんと、稼動部位に人工筋肉を使用することで、この滑らかな泳ぎを実現しているのだという。近年、フィンランドにあるヘルシンキ自然史博物館で展示されている模型が、はからずも一部で注目を集めた「サカバンバスピス」だが、このように実際に動いている様を見ることができると、より一層、その生態に興味がわきそうな印象だ。
このなんとも不思議な“古代魚型ロボット”が話題となり動画の再生回数は既に50万回を突破。なお、実際に動画を観たネット上の人々からは「どことなくマンボウとかと同じような雰囲気を感じる動き……実際に動かしてみると面白そうですね」「人工筋肉!?技術の進歩が知らない間に進んでいて感動します」「人工筋肉って凄いな。」「ルアーに使えそう! 素晴らしい技術」「泳ぎ方ぶりぶりしてて可愛いw」「俺より泳ぐのうまいやん」といった様々な反響が寄せられている。(ABEMA『週刊BUZZ動画』)







